陸蒸気が走って 4
横浜駅は初代(現在の桜木町駅)、二代目の高島町、そして関東大震災で焼失後にできた現在の横浜駅にと、開通後わずか半世紀の間に、三回もその場所を変えたことになります。
「鉄道発祥の地記念碑」が桜木町駅前に建てられているのは、ここが初代横浜駅開業の地だったということの証です。
乗車賃は上等で片道一円五十銭、中等一円、下等は五十銭としています。
このころは米が一升五銭だったといいますから、鉄道はたいへんに贅沢な乗りもので、横浜~新橋間の乗車を「旅行」といったのもうなずけます。
桜木町駅改札口近くに、開業当時活動したIB型タンク第一号機関車の模型(十五分のこが展示されています。
また横浜駅開業式入場券も展示されており、
---見物のため、当日朝八時より横浜ステイション構内へ入ることを許す---
鉄道寮
と記しています。